なかよし小鳩組/荻原浩 ★★★★
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
前から読みたいと思っていた本を、偶然本屋で見つけたので読みました。
橋本紡さんの「流れ星が消えないうちに」
死んでしまった彼(加地君)への思いを抱きしめる奈緒子、奈緒子に手を差し伸べる巧。
死んでしまった彼を含む三角関係、その果てで向かい合う心と心。
話の中で、徐々に前を向き始める奈緒子と巧の姿が、切なくもたくましい感じられ、
読んでいて気持ち良い作品でした。
話の中核とはちょっとずれるかも知れませんが、個人的に、この件がとても
気に入りました。
動くことで見えるものを見るために、旅に出て、そのまま帰らぬ人となった加地君に対して
巧が言う言葉です。
「なぁ、と僕はもうこの世にいない友人に話かけた。何か見えてきたものはあったか。あの黒い瞳に、お前は何を映したんだ。楽しかったか。悲しかったか。寂しさに泣いた夜もあったのか。そういうことを、僕は聞きたかったんだ。」
この件を読んで、あぁ、素晴らしい問いかけだなぁと。。。
旅に出て重要なことって、どこに行ったとか、何を見たとか、何を考えたとかではなく、
そこで何を感じたのか、そういうことが大事だったりするよなぁと改めて思いました。
あぁ、旅に出たいです。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
「西の魔女が死んだ」を観てきました。
不登校になった中学生の女の子が、愛に溢れたおばあちゃんと自然豊かな田舎で生活をおくる話。
温かくて、素晴らしい作品。
おばあちゃんが話すその一言一言が胸に溶けていきました。
良い映画を観たり、良い舞台を観たり、良い小説や音楽に出会った時。
感動が心から離れず、しばらくその作品の持つオーラが自分を染めていくように
感じる時があります。
この映画は、まさしくそんな感じを受ける作品でした。
小説を読んでいたら、また違う感想を持つのかも知れませんが、
本当に素敵な作品でした。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
最近のコメント