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2008年7月

なかよし小鳩組/荻原浩 ★★★★

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好きな作家さんの一人、荻原浩の「なかよし小鳩組」を読みました。

倒産目前の広告代理店が、ヤクザのイメージアップを図ることになってしまった話。

クリエイティブディレクターの奮闘が描かれています。

ちょっとお茶目な組員や、いい加減な上司。

でも皆色々抱えている人間模様が

楽しく、少し切なく。。。

読みやすい作品でした。

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流れ星が消えないうちに/橋本紡 ★★★★

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前から読みたいと思っていた本を、偶然本屋で見つけたので読みました。

橋本紡さんの「流れ星が消えないうちに」

死んでしまった彼(加地君)への思いを抱きしめる奈緒子、奈緒子に手を差し伸べる巧。

死んでしまった彼を含む三角関係、その果てで向かい合う心と心。

話の中で、徐々に前を向き始める奈緒子と巧の姿が、切なくもたくましい感じられ、

読んでいて気持ち良い作品でした。

話の中核とはちょっとずれるかも知れませんが、個人的に、この件がとても

気に入りました。

動くことで見えるものを見るために、旅に出て、そのまま帰らぬ人となった加地君に対して

巧が言う言葉です。

「なぁ、と僕はもうこの世にいない友人に話かけた。何か見えてきたものはあったか。あの黒い瞳に、お前は何を映したんだ。楽しかったか。悲しかったか。寂しさに泣いた夜もあったのか。そういうことを、僕は聞きたかったんだ。」

この件を読んで、あぁ、素晴らしい問いかけだなぁと。。。

旅に出て重要なことって、どこに行ったとか、何を見たとか、何を考えたとかではなく、

そこで何を感じたのか、そういうことが大事だったりするよなぁと改めて思いました。

あぁ、旅に出たいです。

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西の魔女が死んだ ★★★★★

Present

「西の魔女が死んだ」を観てきました。

不登校になった中学生の女の子が、愛に溢れたおばあちゃんと自然豊かな田舎で生活をおくる話。

温かくて、素晴らしい作品。

おばあちゃんが話すその一言一言が胸に溶けていきました。

良い映画を観たり、良い舞台を観たり、良い小説や音楽に出会った時。

感動が心から離れず、しばらくその作品の持つオーラが自分を染めていくように

感じる時があります。

この映画は、まさしくそんな感じを受ける作品でした。

小説を読んでいたら、また違う感想を持つのかも知れませんが、

本当に素敵な作品でした。

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